神様のメモ帳

バシャーモとともにウルトラサンムーンでレート上位を目指すブログ

でんきタイプとじめんタイプのライバル関係②

さて、前回の記事 http://ryusui-poke.hatenablog.com/entry/2017/11/19/095211 に引き続き、でんきおよびじめんタイプに強いポケモンを考察していく。

 

①メガフシギバナ

でんきとじめんを半減できるといえばくさタイプ。その中でもメガシンカによる高いスペックを持つのがメガフシギバナだ。現状、でんきタイプのサブウェポンとして採用されるめざ氷、草結び、気合玉、ヘドロウェーブ等の技を軒並み半減以下に抑える優れた耐性を持つ。くさタイプならではの補助技も絡めて器用な立ち回りができるポケモンだ。

このポケモンでネックとなるのは、現環境でトップメタの2大メガシンカボーマンダリザードンに隙を見せること。リザードンはともかく、ボーマンダに太刀打ちするのは不可能といえるレベルである。これらのメガの取り巻きに強いことは多いため、メガフシギバナ側の取り巻きでこれらのメガをケアする構築が組めれば刺さるだろうか。

 

ナットレイ

一般枠のくさタイプ筆頭。現在のフェアリー環境を見れば刺さるのは一目瞭然。それゆえ対策も多岐にわたり、不意の炎技があちこちから飛んでくる。ナットレイ使いの上級者はそれを逆手に取った選出誘導や釣り出し、釣り交換がうまい印象。現環境トップメタのボーマンダリザードンとの相性もよく、サイクル主体のパーティでは大いに活躍できる。使い手の技量が試されるポケモン

 

③みず・じめんタイプ

       

候補が多いため一括りで。ラグラージトリトドン、ヌオーなど。これらのポケモンは、主に耐久と補助技を活かしてサイクル寄りの構築に採用されやすい(メガラグラージを除く)。でんきタイプへの受け出し性能は申し分なく、じめんタイプとも対面からは充分に戦える。しかし、昨今ではでんきタイプが草結びを持つことも多く(主にカプ・コケコ)、不意の役割破壊を受けやすいのが鈍足ポケの多いみず・じめんタイプの宿命である。数値的にも環境のインフレに置き去りにされつつあり、これからの環境で生き延びるのは雨パのメガラグラージくらいと予想される。

 

●でんきvsじめん、この先生きのこるのは

でんきタイプ、じめんタイプのライバル関係は今後も続くと思われる。その上で、個人的にはでんきタイプに焦点を当てたい。でんきタイプの強さは攻めとしての、じめんタイプの強さは受けとしての強さである。高速高火力化が進む環境では攻撃側が有利であり、それはSM最終期のダブルで一世を風靡した限界雨構築などにも現れている。今後、でんきタイプの役割集中をコンセプトとした構築なども組めれば、と思っている。

 

今回の記事はここまで。お付き合いいただきありがとうございました。